5月には南部アフリカ・レソトで新型コロナウイルスの感染者が確認され、2月にエジプトで初めて感染確認されてから3ヶ月でアフリカ連合に加盟する55の国・地域すべてで新型コロナウイルスの感染が確認されたことなります。
現在、アフリカ全土での感染者数は約10万人、死者は3千人超。南半球に位置する国々ではこれから寒くなってくるため気温の低さがどう感染拡大に影響するのか心配です。
モザンビークの感染者は200人弱。この1ヶ月で感染者が3倍に増加。そのうち約6割が当会活動地のカーボデルガド州で確認されており、感染の多くが天然ガス開発地域で発生しています。
1100名の死者と20万人近い難民を出しているテロが続くなかペンバや他地域で、難民キャンプの設置も徐々に進められています。
食糧不足と食糧価格も高騰し、厳しい状況ですが、寺子屋の子供たちは元気いっぱい!学校が休校中の中、寺子屋で公衆衛生活動に参加したり、美化活動を手伝ったり、配った食べ物をみんなで分けて食べたり。じーーっと出来ない子供たちの安全に気配りしながら、当会の活動を続けています。
この難局でも、ペンバのスラムのコミュニティの基盤にある相互扶助の力が高まっていくよう工夫をしていきたいと思います。