ビジョンマップの作成のきっかけとなったのは、小学校でのオンライン講義。
当会のスローガンである「小さいけれど、チカラ持ち!」のチカラとは何ですか?という質問です。
普段、文字だらけの企画書や提案書ばかりを作成していて、小学生でもわかり、
何よりも、モザンビークのスタッフ100人に、団体の行こうとするところを共有し、
未来の自分のなりたい姿をイメージしてもらい、また、いま行っている活動が、何につながるのかを
理解してもらうのには、イラストが一番良い!と思ったからです。
当会は、「いのちに近い活動を行いたい」という気持ちからNGOをスタートしました。
生きる、という当たり前のことが困難な環境のなかで、広がる活動の中でもやはり
★生命のチカラ(自然、水、食糧、住所)=健やかな生活を支える活動
を軸にして
★知のチカラ(教育、情報、技術)=一人ひとりの夢を具現化する活動
★物のチカラ(エネルギー、資源、輸送、工場)=事業の基盤となる物理的な活動
★文化のチカラ(伝統、文化、芸術、平和)=次世代に豊かな精神を伝える活動
★お金のチカラ(事業、起業、寄付、資金調達)=みんなの未来のためにお金をつくる活動
この5つの柱(チカラ)を描き、それぞれの具体的な活動に落とし込んでいます。
このビジョンマップにより、スタッフの仕事や地域の未来に対する想像力が高まり、
自身の創造性を高めるきっかけになればと思っています。
また日本の皆さんには、当会の活動をご理解いただき、ご支援につなげていければ幸いです。