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2023年5月のマンスリーニュースレター

2023年5月のニュースレター

モザンビークのいのちをつなぐ会 10周年記念誌(80P、A4ヨコ)が完成。
これまで支援くださった方で住所がわかる方には、冊子を郵送しています。
ご希望の方は、ご連絡ください。(enomegu@gmail.com)

カーボデルガド州での過激派の攻撃は続いており、GWにモザンビークを訪問した岸田首相は「日本はテロとの戦いを財政的に支援する」と述べています。(Africanews)
カーボデルガド州の天然ガスはサブサハラ以南最大のガスプロジェクトであり、三井物産は、フランスの大手トータルエナジーズが主導する200億ドルのガスプロジェクトに20%出資していますが、このプロジェクトは過激派の攻撃により2021年から中断しています。
世界最大の液化天然ガス輸入国である日本にとってモザンビークのガスプロジェクトはエネルギー安全保障の面で重要です。

多国籍軍が駐留しているペンバは比較的安全で、当会では現在ナティティ地区での給水塔のほか、新たにエスパンサオン地区で共同水場づくりに着手しています。

世界気象機関では2027年までに地球の気温上昇が1.5度超える見込みとしており(5月17日発表)、気候変動の影響をダイレクトに受けているモザンビーク北部にまた巨大なサイクロンが上陸するのでは、、、との心配もあります。
エスパンサオン地区は水没しやすいナティティ地区と違い集中豪雨時にも冠水しないエリアなので、次年度以降はエスパンサオンに平和の家を建築し、テロ紛争避難民の保護および、自然災害発生時の被災者の保護も行っていきたいと考えています。